演目の紹介


★演目の紹介

[日本刀]大島圭介

鉄を幾百回となく鍛え、研ぎ磨く

出来た刀の鋭利さは誰一人疑うものはいない。

その刀の鋭利さを確かめるのに

曲りくねった根や入り組んだ木の節を使われていた。

作品は、日本刀の強さを詠んだものである。

力強さをアピールし日本男児の

[川中島] 頼山陽

戦国の武将、上杉謙信と武田信玄の戦いを描いた物語です。

漢詩

「不識庵機山を撃つの図に題す」

不識庵とは上杉謙信のこと

機山とは武田信玄のことです。

「図に題す」というのは「絵に描いた」ことを表しています。

この漢詩は、上杉謙信目線で書かれており、

上杉謙信の軍は鞭音を立てない様に、夜の間に川中島を行軍します。

武田信玄は明け方、霧の晴れ間に上杉軍の旗と共に大軍が攻め込んでくるのを発見します。

上杉謙信はこの日のために10年間の思いを込めて刀を振り下ろします。

しかし寸でのところで武田信玄を逃します。

このときの上杉謙信の気持ちを考えると悔しいものがある。

舞では扇子を馬や旗に見立て、進軍する様子を表現します。

写真

[四十七士]

忠臣蔵で有名な赤穂四十七士の事です。

亡き君主、浅野長矩の仇を討つために吉良義央の屋敷に乗り込み首を取りました。

舞ではタスキや鉢巻を使い決意を表に出します。

扇を太鼓や敵の首に見立て、亡き君主の墓の前に差し出し忠義を表すシーンがあります。

写真

[坂本龍馬]

坂本龍馬は日本では最も有名な武士であり、英雄扱いされています。。

舞では坂本龍馬が国のために奔走し大政奉還を推進すべく京都を巡ります。

ですが、ある夜襲撃を受け、倒れてしまいます。

彼は明治維新をみることはありませんでしたが、後に維新の大業が成ったのは彼の命を賭した働きがあったおかげです